切手の話
私たちは、手紙を出すときには、決められた料金の郵便切手を貼ります。また、小包を送る場合にも、郵便切手を貼ります。
すると、手紙や小包は、どこへでも/んでもらうことができます。日本の国内だけではありません。遠い外国へでも、/んでもらうことができます。
このように、郵便物に切手を用いるのはたいへん便利です。それで、世界のどの国でも、切手が用いられています。
ところで、切手は、いつごろ、どこの国で考え出されたのでしょう。
今から、百三十年も前に、イギリスでは、郵便の取り扱いに、切手を用いるようになりました。
それまでは郵便物を受け取る人が料金を払っていました。しかし、これでは、せっかく郵便物が届けられても、お金がないと、受け取ることができません。また、料金を払いたくないと思えば、受け取らなくてもいいことになります。これでは、いろいろと不便なことが起こります。
ところが、同じイギリスの国でも、首都のロンドンだけは、郵便物を出す人が料金を払って、配達してもらっていました。それに、ロンドン市内なら、どこに配達してもらうにも、料金が同じだったので、たいへん喜ばれていました。
それで、これはたいへん便利だから、イギリスの国中に広めようということになりました。そうして、切手が考え出されたのです。
目方によって、料金を決める。その料金を払った印として、切手を貼る。切手を貼れば、どこへでも配達してもらえる、というわけです。
これを国中に広めていくのに力を尽した人が、ローランド・ピルという人です。その後、イギリス国内だけでなく、世界中の国々でも、切手が用いられるようになりました。
ファンクション用語
招く(まねく)
朱 :田中さん、今晩、カラオケ大会があるんですが。
田中:そうですか。それはいいですね。
朱 :田中さんにもぜひご出席いただきたいと思っていますが。
田中:お招きくださってありがとうございます。ちょうど暇だし、みんなと話すのも楽しいからぜひ出席させていただきます。
