文法:
1、~といい~といい、…
昨日の火事といい今日の事故といい、悲惨なニュースが相次いでいる。
実力といい性格といい、彼は理想的な指導者だ。
盛り付けといい味といい、この料理は最高だ。
2、確かに…、しかし…
確かに期限に遅れた。しかし、それには理由があった。
確かに洋子に手伝ってもらった。しかし、大事な所は自分でやった。
確かに費用がかかる。しかし、新鮮なものを手に入れられる。
3、…さえすれば、…
電車に/りさえすれば、東京に行ける。
忠告を守っていさえすれば、こんなことにはならなかった。
練習さえすれば、試合に勝てたのに。
4、…げに…
懐かしげに故郷の話を聞いていた。
自慢げに指輪を見せた。
自信がありげに立っていた。
5、…に決まっている
あんな悪口を言えば、嫌われるに決まっている。
信号を無視すれば、危ないに決まっている。
犯人は、ここにいる人間に決まっている。
言葉の使用の仕方:
1、大事そうに:子供は、その子犬を大事そうに抱きかかえた。
2、~でも:疲れたから、コーヒーでも飲みましょうか。
3、聞きとがめる:そろそろ帰ろうかなと言う私の言葉を聞きとがめた友達が、「まだ早い」と引きとめた。
4、困ったような顔:課長は困ったような顔をして部屋に入ってくると、問題が起きたから会議を開くと言った。
5、~とも:「明日のハイキングに行くかい」「行くとも」
6、やれやれ:やれやれ、危なかったけど何とか助かった。
7、せっかくの~:せっかくのご馳走だから、遠慮なくいただきます。
8、「聞く」のつく言葉:
父は、私の「行きたくない」と言う一言を聞きとがめて、怒ったような顔をして私にその理由を聞いた。
先生は、私たちの願いを聞き入れてくださった。
その患者は、看護婦から自分の病名を聞き出した。
歌手が来ると言ううわさを聞きつけて、大勢の人が集まってきた。
大きな講堂の一番後ろの席に座っていたので、先生の話がよく聞き取れなかった。
人の悪口は聞き流したほうがいい。
彼女の美しい歌声に、つい聞きほれてしまった。
ほかの事を考えていて、大事な話を聞き漏らしてしまいました。
純子さんは、とても素直で、親の言うことをよく聞き分けます。
私は、いろいろな虫の声を聞き分けることができます。
