2004年11月日语三级笔译实务试题(上)

网络资源 Freekaoyan.com/2008-04-11

一、次の日本語の文章を中国語に翻訳しなさい。(60分)

文章1 (35分)
    これまで見てきたように、技術開発の現場では、進むべき方向について五里霧中の状態にあり、その意味で研究開発を進めるうえで不確実性は不可避である。

    それは、可能な選択肢が明確に定義され、そこから何らかの基準にあてはめて最適なものを選んでいくといったものではなく、開発しながら学習していくプロセスである。そこでは、技術的条件とともに社会的要素が技術選択に大きな影響を及ぼす。またこの過程では科学が技術開発の種の供給とともに問題解決に大きな役割を果たす。こうした点は企業の技術開発のあり方や、技術にかかわる国の政策、制度にも重要な含意を持っている。

    企業のイノベーション·マネジメントには、日常的な企業のマネジメントとは異なる知識とスキルが必要となる。「技術と市場と組織の変化のマネジメント」でなければならない。この三つの変化を統合的に管理していくことこそがイノベーション·マネジメントである。組織構造や企業文化を変えるだけではなく、企業の内部と外部との結びつき方のデザインを考えることが重要である。

    技術にかかわる政策、制度の立案や設計も、イノベーション·プロセスのこうした性質の理解の上に立つべきである。研究開発が不確実性に満ち、需要の変化などの社会的要因の影響を受けることから、長期的には市場機能を重視した技術の開発が結局は有効になる。不確実性は市場機能を通じて分散させる、需要の動向は市場に聞く、ということが重要である。

    政策や制度は、個々の技術の振興策などミクロ的な対応に終始するのではなく、市場におけるイノベーション·プロセスがより効果的に機能する土壌づくりに留意すべきである。科学的な研究を公的に支援し、科学的知見が豊富に生まれ、またその成果が広く利用される仕組みをつくることが何より重要である。

    米国において、トランジスタ、遺伝子組み換えのような基盤的技術が結果的に安いライセンス料で誰にでも利用できたということ、大学に公的な資金が十分投入され、科学的知見と人材が多く生み出されたことが、エレクトロニクス産業、バイオ産業の発展の基礎となったことを銘記すべきであろう。

文章2 (25分)
    人生は山あり谷ありだから、山があればいずれ谷が来るし、谷があればいずれ山が来る。たとえ谷に落ち込んでも慌てず、自然の成り行きとして谷を脱することができるだろうと、時を待っていればやがて山を迎えることができる。泰然としていればいいのである。

    ところが、人はそう楽観的に生きることができない。谷に落ち込むと追い詰められた気分になって、つい神に頼りたくなる。藁にもすがりたい気持ちに追い込まれるのだ。やがて、時の流れとともに、谷の時期が去って山の時期がやってくるのだが、それを頼んだ神のお陰だと信じ込んでしまうことになる。そこが、怪しげな宗教のつけ目なのである。

    皮肉な言い方をすれば、不調のときの神頼みは必ず効き目があるのだ。人は、好調のときは神頼みせず、不調のときに神に頼ろうとする。何もせずにいても、そのうちに不調は去って好調が戻ってくるのだが、焦って神に頼ってしまうのだ。そして好調が戻ると、いかにも神に頼んだから幸/が訪れたと誤解してしまう。人が宗教や占いなどに囚われるのは、このような誤解のためである。その意味では、幸/グッズを考え出した人間は、人の心理を読み解く達人であったと言うべきだろう。ほんの小銭で幸/が買えたと誤解し感謝までしてくれるのだから。

    好調のときはやがて不調も来ると心を引き締め、不調のときはいずれ好調が戻ってくると楽観的に生きる、それが山あり谷ありの人生の鉄則ではないだろうか。かく言う私だとて、言うは易し、行うは難し、なのだけれど。

2004年11月日语三级笔译实务试题答案(上)


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